少病息災

 夜眠れたり眠れなかったり、食事がおいしかったりそれほどでもなかったり、テレビ番組(と言っても実際にはインターネット番組だが)が楽しかったりくだらなかったり、まあさまざまのことが起こる。人間の一日というのはそういうものだと割り切ってしまうと、少々の不調はどうということはない。むかしからそんな風だったが、病気をしてからこの習慣はうんと強くなってきている。体調不良は体調不良の要因があるべし。しばらくそれに耐えると去っていくことが多い。頭痛薬だの腹痛薬だのはまず飲まない。それで生きていけている。

 身体全体を見まわすと、腰の周りがいちばん疲れている。歩くのもかならずしも健康ではないし、長時間立っているのも辛い。かといって、特別の障害があるわけでもない。ただ「なんとなく」具合が悪いだけだ。これは昨年冬に入院したときにすでにそうだった。それからすこしずつ回復はしている。しているけれど、1年経っても完璧には治らない。まあ、こんな調子で死ぬまでいくんじゃないかなと思っている。全般的に見れば、現在の状態は100点満点で80点くらいか。