プラハ国立劇場オペラの巡業、モーツァルトの『フィガロの結婚』を見に行ってきた。フィガロがミロシュ・ホラーク、その恋人スザンナがユキコ・シンジョウ、御主人様の伯爵がイージー・ハーエク、伯爵夫人がアルジュベータ・ポラーチコヴァーという顔ぶれだった。ユキコ・シンジョウさんは沖縄の人みたいで、とてもいい声だった。歌詞はイタリア語で書かれているし、丁寧な和訳もついているので、複雑怪奇なストーリーもちゃんと追えた。なにしろモーツァルトのオペラはストーリーが煩雑なので、しっかり追っていないとわけがわからなくなる。まあ、わけなどわからなくても、音楽を聴いているだけで十分楽しくはあるのだが。