時間つぶし(3)

 シューベルトの歌も歌い始めた。

  野薔薇    (Sah ein Knab ein Roslein stehn)
  至福     (Freuden sonder Zahl)
  子守歌    (Schlafe, schlafe, holder, susser Knabe)
  春の想い   (Die linden Lufte sind er wacht)
  シルヴィアに  (Was ist Silvia, saget an)

 すべて有節の短い歌だが、なかなか情緒がある。日本歌曲を歌うときとは情緒が違っている。どう違っているかと言われると困るんだけれどね。

 トスティの曲集があったと思ったけれど、捨ててしまったみたいだ。あとは大した曲集がない、というか、オペラのスコアばかりだ。そのうち暇な日に楽譜屋さんへ行って探してみよう。しかし、大阪を離れると、楽譜屋さんがどこにあるのかわからない。まあ、探せばなんとかなるだろう。

 とにかく、朝起きてから夜寝るまでの時間の多くの部分を歌を歌ってすごしている。すこしずつ歌い方は上達してきているように思うんだが、さてどうなんだろうか。