誰の課題かな?

長女の通う中学はデリバリー給食を注文するか自宅からお弁当を持参するスタイルです。 

長女は、好き嫌いが多くマズイと噂のデリバリー給食は嫌だ!と。そして、朝が苦手な母…

入学前に、母から「給食、食べてみたら美味しいかも!食べられそうなメニューの時は注文して食べてみない?お弁当は1食300円で自分で作るバイトしない?」と提案し、長女は快諾しました。

1・2学期は、毎月給食メニューを見て注文、注文しなかった日は一緒にお弁当を作り始め、前日打合せして、一人でお弁当を作れるようになっていました。私は「弁当作戦成功だ!」と思っていました。 

しかし冬休みが終わる前に「そろそろお弁当の注文をしようか!」と長女に声を掛けると「給食は冷たくて美味しくないから、3学期は毎日弁当バイト頑張る!」と言っていたのですが…実際は声を掛けても起きてこず、毎朝、母がお弁当を作る事になっており…学校には遅刻せず行っているしこれでいいのかな?とモヤモヤしてました。

フォロー会でエピソードをお話し、「このエピソードはPassageの何章にあてはまるかな?」「お弁当を作りたくないのは誰?」と言う問いに「はっ!お弁当を作りたくないのは私!?これは母・親の課題なんだ!!」と気が付きました。

「親の課題を共同の課題にする」の後「目標一致」のページを参加メンバーさんと読みました。

目標の一致に「あなたが子どもにさせたいことをさせるのではなく、子どもがしたいことをあなたが援助するのです」の箇所をピンクのマーカーでしっかりチェックしていました。

私は、色々な理由をつけて、母が子どもにやらせたい事をやらせていたんですね…

メンバーさんと弁当バイト作戦で、長女は何を学んだのか?常に子どもに何を学んで欲しいか?それから、どんな時に子どもがやりたいことを母は援助できるのかな?と考えていきました。子どもがやりたいことは、やはり子ども達に聴かないとわからなーい!

なので「やりたいバイト、賃金交渉などをするバイト会議しない?」と提案したところ全員「参加したーい♪」と言ってくれました。どんな会議になるか楽しみです!

母の苦手な朝の弁当作りも楽しくなる工夫についても、メンバーさんから「好きな音楽を聴きながらとかどうかな?」とアイディアを頂きました。早速、翌朝から私と次女が好きな曲を聴きながら気持ちを切り替えてお弁当を作ってみました。すると、いつも、ややご機嫌ナナメで起きてくる次女が、気持ちよく起きてきて、朝のイヤ~な空気を作っていたのは私だったんだ!と発見もありました。

Passage受講後、モヤモヤの解消、一人では難しいです…

いつかは親から巣立って行く子ども達に、母は、あと何回、お弁当を作れるのか?

午後も頑張れる母からのパワー!一回一回を大切に

それが大空に羽ばたいていける大きなパワーとなりますように

大切なことを見失わないよう勇気づけ、みんなと学び続けたいです。

NPO法人アドラーよこはま 神奈川県 M.I