令和7年11月22日(土)~11月24日(祝・月)二泊三日の心理劇ワークショップ、30人弱が集う「かささぎ座」に参加してきた。
会場は、静岡県立森林公園の中に建つ「森の家」。木造の建物でほのかに木の香りがして、木のぬくもりが感じられて温かい。山を登ったあたりにあり、夕食をいただきながら窓から眺める浜松の街の夜景がきれいだ。朝日も夕日も仲間と一緒に眺めた。
治療技法のひとつである『心理劇』は、今回も涙したり笑ったり楽しいワークショップだった。10話あまりの観劇。どのお話も自分自身と重なるところがいくつもみつかる。泣いたり笑ったり、驚いたり、ちょっと気が張ったり緩んだり。主役のみなさんが「平等の位置」に向かう勇気が胸を打つ。他の俳優さんたちと合わさって舞台の色彩があたたかい色に変わっていく。相手を思いやる、まごころからの言葉が、心に沁みた。
感動の連続。2017年の「かささぎ座」以来今回久々の合宿で、集ったみなさんとゆったりしたあたたかな時間を過ごした。心理劇の主役は参加者で、相手役やその他の脇役も参加者、そして観客も参加者。監督という魔法使い(!?)は優子先生と亜由美先生です。主役が持ってきたエピソードが、協力的な物語になっていく。舞台の上で「魔法」にかかったように変化していく過程を観客の私も一緒に体験した。勇気づけられっぱなしだった。三日間「魔法」のシャワーを浴びた。
「かささぎ座」でご一緒に学ばせていただいた皆さまに感謝するとともに学んだことを活かして、家族や周りのみなさんと助け合いながら暮らしたいと思う。
岐阜アドラー心理学研究会 岐阜 Y.K
