宮内庁楽部

 インターネットに『宮内庁式部職楽部雅楽 2012年エディンバラ国際フェスティバル』という番組(?)があって、宮中の「楽部」がヨーロッパに巡業講演をしたときの記録画像が公開されている。1千年も前の音楽がそのまま演奏される。もっとも、音楽そのものの画像はそんなにたくさんなくて、本番になるまでのさまざまの打ち合わせや下準備をたっぷり撮ってある。私などは、もう一瞬いっしゅん涙が出そうな画像ばかりだ。コメントをつけようにも、つけようのないほど立派な画像だ。

 ヨーロッパで傍聴に行ったご婦人が、「マーラーの第9交響曲や『大地の歌』を連想してしまいました」と言って感動していたが、よい感覚かもしれない。音楽としてはなにも似ていないかもしれないが、背後にある気分が似ている気もする。