『日本叙情歌全集』は2巻ある。その他に、シューベルトの歌曲集が3巻と、トスティの歌曲集が2巻あるんじゃないかな。なにはともあれ『日本叙情歌全集』からとりかかって、ほとんどの曲を歌ってしまうことにした。私がもっている本は昭和前半期にはじまって昭和の終りごろまでの曲が集めてある。400曲ほど収載されているんじゃないかな。募集傾向としては、文部省関係の唱歌と歌謡曲のうちで「演歌調」じゃないものだ。偏りがあるといえばあるけれど、ある種の「歌謡好き」には好かれている(「かって好かれていた」と言った方がいいかも)。むかし買って、文部省唱歌の方を歌っていたのだが、今回は歌謡曲を歌うことにした。
現在歌っている曲は以下のごとし。
北上夜曲 (匂いやさしい 白百合の)
北帰行 (窓は夜露に濡れて)
惜別の歌 (遠き別れに耐えかねて)
川は流れる (わくら葉を今日も浮かべて)
白い想い出 (雪が降ってきた)
風 (人はだれもただひとり旅に出て)
北国の春 (白樺、青空、南風)
青葉城恋歌 (広瀬川流れる岸辺)
どうです、古臭いでしょう。これらをですね、繰り返し繰り返し歌っている。3日もやると、けっこうマシにはなってくるね。