中国の習近平国家主席は日本を訪れる計画をしていたが、どうやらあきらめる(すくなくとも先延ばしする)ことにしたようだ。もしほんとうなら、きわめて望ましいことだ。近隣に居住している「害獣」が、日本に来る計画を立てていたのが、どういう理由であれ来なくなったわけだ。これは「国民を挙げて」喜ぶべきできごとであると私は思う。
だいたい、習氏がなぜ日本を訪問する気になったのか、もうひとつ気が知れない。そりゃあ共産主義者らしい深い思いはあるんでしょうが、それはどんなにていねいに聞かせてもらっても納得できるものではないだろう。どんな思いであれ、諦める気になったのは望ましいことだ。できればこのままずっと「諦めたまま」になっているのが望ましいが、まあそこまで私の思うとおりにはならないのではないかと思う。残念。
安倍総理大臣は日本国を統治する上で比較的「純正な」思いをもっておられるように思ってきたが、最近の動きを見ると(特に習主席まわりのことを考えると)そうでもないような気がする。中国の利害を中心にして日本の利害を後回しにする傾向がある。これは、日本とアメリカとの関係が良く、中国とアメリカとの関係が悪いために、余計にそう見えるのかもしれない。
ま、いずれにせよ、しばらくは休憩できる。休憩している間に、次の動きを話し合おう。