目指すところは協力的な家族♪
見事、話し合って助け合えるファミリーになって旅立った仲間のお話です。
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3月末に、子ども4人(長男中2・次男小5・長女小3・三男5才)と夫の赴任先ベトナムのハノイへ引っ越しました✈
実は…何年か前に海外赴任の話が出た時は、とても行ける状態ではありませんでした。
当時の子どもたちは、それぞれが「これしたい」「これは嫌」と自己主張するばかりで、家族のために譲ったり協力する雰囲気ではなかったからです💦
それぞれの主張を聞いて、なんとかなだめすかして暮らしていた私が、そんな子たちを連れて見知らぬ土地でやっていけるのか、不安を感じていました。
でも、次の機会に向けてパセージやパセージプラスで【協力】を学び、コツコツ実践していく中で、子どもたちの反応や行動が変わってきました。
私も「この子たちは大丈夫」と信頼できるようになって、「パパのため、家族みんなのために行こう!」と全員一致でベトナム行きが決まったときは感動しました。
そうしてやってきたベトナムでの話です。
ハノイは都会!!
そもそも都会暮らしをしたことがないので、人や交通量の多さに驚いて、さらにベトナムの交通事情🛵にビビっていましたが…
慣れるしかない!ということで、春休み中、ひとりでは心もとないので、子どもも巻き込む😆子ども自身も慣れた方がいいもんね。
私「今日は卵ゲットしたいのでトミブン(生食OKな卵が買える日系スーパー)まで行きたいと思います。
最難関の交差点があるけど、あれさえクリアしたら大丈夫だと思う!一緒に行ってくれる人~?」
「なんか冒険みたいだね。オレ行くわ!」と、まず次男Kが手を挙げてくれた後、「たくさん買うの?」と長男S。
私「せっかく行くからたくさん買うつもり」
S「じゃあ、オレも行った方がいいかな?」
私「荷物持ってくれるってこと?それは助かる!」
S「じゃあ、行くわ」頼もしい長男です✨
「え~、車とか恐いな…。待ってようかな。」と音に敏感な長女N。クラクションが鳴るたびに耳を塞いでいます。
私「どっちでもいいけど、今ならみんなで挑戦できるよ~。ミッションクリア目指して一緒に行かない?」
N「うん…」
私「ママも恐いけど、何回か行ったら慣れると思うんだよね。Nちゃんも一緒に行こう?」
N「うん…手を繋いでね」
私「オッケー。じゃあ、ペア組んだ方がいいかな」
S「オレかKがE(三男)の手を繋げばいいんじゃない?」
私「そうだね。」
K「じゃあ、オレがEと手を繋ぐわ!」
私「Eちゃん、オッケー?車とぶつからないために、Kと手を繋いで歩いてね」
E「うん!」(Eは最初から行く!行く!と騒いでいました)
それから、歩いて15分ほどのスーパーに無事に辿り着くことができました。
これをきっかけに何回か買い物などを重ね、今ではそんなに構えなくても歩けるようになってきました。まだ、大きな交差点はドキドキするけど、Nは耳を塞ぐこともなくなりました。
やったことないことの、初めの一歩はやっぱり恐い。でも、そこを乗り切れば初めほどの恐さは薄れていき、そのうち意識しなくてもできるようになっていくんだなぁという、まさに勇気の実践と体験からの学びを重ねています。まぁ、失敗もたくさんあるけどね。(荷物が重すぎて、手が痛くなったので次回からはリュック必須になりました😅)
協力的に育ってくれた子どもたちと、こんな体験を積み重ねていける環境に感謝して、ベトナムでもコツコツ実践していきたいなと思います♪
(みえアドラーグループ「結」三重 H.F)