七飯アドラー心理学研究会メンバーで11/18北海道七飯町にて、ミニ講演とワークショップを開催しました。その体験を言葉にします。
これまで月に1度パセージ受講後のメンバーを対象に、パセージフォローの会をおこなってきました。パセージリーダーも増え、これからはパセージをさらに多くの方に知っていただき、概要や雰囲気を体験できるような手立てを模索するようになりました。それには、パセージについて問い合わせをいただいていること、次回のパセージ受講を希望するがそれまでの期間子どもさんとどのように過ごしたらよいか、というパセージ受講前の方々の気持ちに対してもできることを考えたことに始まります。
10月のパセージフォロー会の後、開催する目的や方法について話し合いました。9月にパセージリーダーの1人が地元でのミニ講演とワークショップを先立って開催しており、その時のお芝居仕立てのミニ講演や、その後のグループワークが参加者のアンケートからも大好評でしたし、私たちも参加してとてもあたたかい雰囲気で学びを得ることができましたので、その時のお芝居の台本やグループワークに使用した資料をもとに、改良しておこなうことにしました。広報の媒体や作成、集約、会場準備、グループワークのリーダーや会の進行など、具体的な役割分担は私たちパセージリーダーグループラインで意見交換し、準備が整っていきました。私は、初めてチラシ作成やQRコード作成、グーグルフォームでの集約に携わってみましたが、メンバーの知恵を貸していただくことで、私にもできることが増え嬉しく、勇気づけられていたことを実感しています。
当日は15名の参加をいただきました。前半はお芝居の中で勇気づけの3つのポイント①「子どもとケンカをしない」②「子どもを尊敬する」③「子どもと冷静に話し合う」とパセージの子育ての目標を紹介し、後半は3グループとなり、各グループ1つ、お子さんとのエピソードから子育ての目標をもとに勇気づけを考えました。ワークショップの最後にはパセージの開催予定と今後の月1度の例会予定を紹介しました。実施後のアンケートには学んだこととして「子育ての悩みは他のお母さんたちに共通することが多く具体的にどういう会話をしたら良いかみんなで考えられてよかったです」「実例を一緒に考えられたのが良かった」「私だけでなくみんな同じように悩んでいたり、参加して良かったです」「勇気づけのポイント、子育ての目標に沿って考えられると自分が冷静になれるのではないかと思いました。プログラムに参加したいのですがいつも仕事と重なるので今回参加できてよかったです」などの言葉をいただきました。また今後の企画のお知らせを希望する方は全員でした。
開催後、パセージリーダーメンバー内で気づきや思いを共有し、開催する目的を再確認して、これからも改良を重ねながら月1度の例会を継続していこうと思いを重ねました。パセージを通じてより多くの方がなかよく、協力的に、勇気づけあいながら暮らしていく機会に恵まれることを祈ります。
七飯アドラー心理学研究会 北海道 M.F.