Jalshaのブログ

親戚

 午後に従妹(父の妹の娘)とその娘が来た。特別の用事というわけではなくて、まあ「時候の挨拶」みたいなものだ。いや、そうでもないな。彼女は高校生のころに膝蓋骨を痛めた。それを誤魔化して暮らしてきたのだが、最近調子が悪くて、一月ほど前に手術をし...
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ああやれやれ

 しばらくここのアプデートをサボっていた。体調が悪かったわけではなくて、かえって良すぎたためだ。先週のある日、妻が「チベット語のプリントを作ってくれない」と言ってきた。中を見ると、80ページだかの量があって、既読の文章も多いが未読の文章もた...
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親の課題

 『アドラー心理学の秘訣』-パセージ・プラス-、という名前の合宿研修会が兵庫県の赤穂であったので、出かけてきた。9月21日の午後に開始して、23日の午後まで連続だ。全国の「パセージ・プラス」リーダーさんが集まって実習コースをする。実際の事例...
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芋煮

 しばらく夕食メニューを作らせてもらえなかった。インターネットに出ている食事メニューから適当なのを選んで作っていたのだが、元来「忠実派」ではないので、材料などを適当にアレンジしていた。どうもそれが妻の気に入らなくて、しばらく夕食マスターを免...
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裏日記

 「チベット仏教裏日記」というようなものを書いている。いや、これは違うね。ほんとうは「チベット仏教陰日記」というべきかな。つまり、チベット仏教の典礼文(毎日のお勤めに使うお経)ができてくるときに、祖師たちがどんなことを考えていたのかを、典礼...
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掃除

 無線ランの装置が復旧するとともに、すこし手入れをした。たいしたことではないが、「一太郎」をデスクトップに並べたとか、そんなたぐいの「さまつごと」だ。実際上の使い勝手がよくなるわけではないんだけれど、なんとなくスマートになった気もしないでも...
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マシン復活

 小説の最後の行をアップロードしてから、パソコンの一部が動かなくなった。あれこれ苦労して、3日がかりでやっと復旧した。動かなくなったのは、メール関連のソフトで、原因はたぶんワード・プロセッサの一部の不具合だ。とにかくワード・プロセッサの一部...
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影の炎(7)

第七部 最後の合戦一 夜明けのすこし前に、隣の部屋で物音がしましたので、見に行きました。伊賀の中忍の田代弥五郎殿が来ておられました。 「橋の向こうに北畠の本陣があって、北畠顕能卿が入っておられます。おっしゃっていた紅毛碧眼の行者もおります」...
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影の炎’(6)

第六部 伊勢一 すこしずつ春になってきましたので、ある日、今後の作戦について話し合いをいたしました。 「わかっていることは少ない。北畠殿のところに天竺聖が入ったというのは、確実だと考えてもよさそうだ。次にかの者がどのように動くかは予測がつか...
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影の炎(5)

第五部 熊野 一 実際、そういうことになったのでございます。 翌々日のことでございました。淡路島が見えなくなりましたので、ずいぶん南に下ったのでございましょう。夕方になると、海はすっかり凪いでしまいました。そうなると、水夫たちは仕事がありま...