釣人

 地方選挙に行ってきた。今年は参議院選挙もあるし、ひょっとすると衆議院選挙もあるかもしれない。賑やかな年だ。ともあれ、政治に口を出せるのは「よい制度」だ。口を出せない国が多いんだ。悲しいことだ。

 今日は日曜日で、川べりには釣人がたくさんいる。真冬もいたんだけれど、人口が違う。4月に入ると釣境は改善してきたみたいで、釣人の数はどんどん増えている。とくに土曜日と日曜日は数が多い。いちばん多い時間には10メートルあたり一人くらいの釣人がいる。どれだけ釣れているかは知らない。むかしの実績だと、一日あたり1~5匹というところかな。

 川の魚はクセがあって、食べるために一定の下ごしらえが必要か、あるいは少々の下ごしらえでは食べられない。それで釣人も食べることはめったに目的にしていなくて、ただ釣って楽しむために釣る。ある意味で動物虐待だ。もっとも、釣って食ってしまったら虐待でないというのも、変な理屈だが。