選挙

 朝から日本アドラー心理学会の理事さんが2人お見えになって、あれやこれやお話をなさった。東日本地区の選出の方で、あの地区独特の考え方があるように思う。あまりそれにこだわってしまうと動きにくくなるんじゃないかな、という話をした。学会なんていう小さな組織では、細かい一致をめざすよりは、ざっくりとまとまって動く方が得策だと思う。たとえばハ長調の曲を演奏しようとしているのに、誰かが「シ」の音を半音下げたり、また別の誰かが「ファ」の音を半音上げたりしていて、ときどき不協和音が出るようだ。しかしまあこんなものだと思って演奏していていいんじゃないか、というのが私の意見だ。あらゆる半音階まで一致させようとすると、みんなにとって息苦しい音楽になってしまうんじゃないか。

 理事さんたちは昼食を召し上がった後、帰られた。重荷を下ろされたのかどうか、私にはわからない。ともあれ身辺が暇になったので、滋賀県の県会議員の選挙に行ってきた。