コーラ煮のゆくえ

 予定通り「鶏手羽先のコーラ煮」を作った。まあまあこんなものかな。すべてを仕上げて、最後にカレー粉を入れてから、最終的な味調節をしたが、ううん、完璧と言えるのかどうか。なにしろ「プロ」が作ったコーラ煮を一度も食べたことなしに作っているので、完成に近いのか遠いのか見当がつかない。まあ、こんなものだと思っておこう。

 今日のコーラ煮を目安にして、次のメニューを考えるわけだ。明日のメニューってわけじゃないよ、来週とか来月とかのメニューだ。目のつけどころは、1)鶏だの豚だのの単品を中心にして、2)野菜などいくらかの副菜を加えて、3)それをコーラなどで煮て、4)最後にカレー粉で「決め味」をつけるというやり方だ。たとえば1)豚を中心にして、2)今日使った茸やトマト以外の野菜を加えて、3)コーラはちょっと代わりを思いつかないのでこの次の回も使うことにして、4)カレー粉は別のもの(たとえば「ギョウザ・ソース」とか「バンバンジー・ソース」とか)に置き換えることもできる。そのようにして次回のシチュー(あるはスープ)を作って、だんだん自分のメニューの範囲を決めてゆく。これで十年くらいはやっておれるんじゃないか。

 それはそれとして、午後に明日の食材を買いに出た。明日は妻は学校へ行かなければならず、夕食の準備ができない。それで明日も私が作ることにした。二日連続だが、それもまたいいだろう。今日も夕食、明日も夕食で、「日本の主婦」の生活をしている。残念ながら、あまり変ったメニューにはならない。