娘が二人いて、上の方が今日やってきた。大阪市内に住んでいて、お昼まで自宅で荷物の受け取りで待っていて、それから出かけたので、わが家へ着いたのは2時前かな。それから6時前までわが家にいて、夕食を食べて帰った。用件は「ガルチェン・リンポチェの講話集」の編集だ。もともとはチベット語で講話されたものを、ヨーロッパ人が英訳し、それを秘書たちが和訳した。娘はコンピュータ関係の印刷をしている会社で働いていて、秘書がもっている原稿をコンピュータが読み取れるように配慮してくれるのだと思う。尊いことだ。
仏典の翻訳というのは、他の文献と違って、仕上りの正確さが「キモ」になる。まあ、その他の文献だってキモにはなるんだけれど、やっぱり重さが違うよね。今回のものだって、アメリカの流行作家の小説を翻訳するみたいに「気軽」ではない。今日の検討で、たぶん、「縛り首」などの目にあうことは避けられたんじゃないかな。