不適切な行動の目的として挙げられる「無能力を誇示する」とはどのようなものですか?

Category: こじれたコミュニケーションの5つの段階

「無能力を誇示する」とは、不適切な行動の目的の第五段階であり、それまでの段階(賞賛・注目、権力争い、復讐)でも所属感が得られず自分に全く価値がないと深く絶望した子どもが、あらゆる建設的な努力を放棄し、「自分は無価値だから放っておいてくれ」という態度を示す状態を指します。

不適切な行動の目的、その第五段階は「無能力を誇示する」です。これは、それまでの段階(賞賛・注目、権力争い、復讐)を経ても所属している感じが得られず、自分には価値がまったくないと感じている状態を指します。何をしても無駄だと深く絶望し、あらゆる建設的な努力を放棄してしまい、「自分は無価値で役に立たないんだから、あきらめてほっといてくれ」という態度を示すのです。極端な場合には、犯罪を繰り返したり、深刻な精神的症状によって入退院を繰り返すといった状態に至ることもあり、親の側としてもそうした行動に絶望してしまうことは少なくありません。

この段階にある子どもへの対応は極めて難しく、家庭内での働きかけよりも、専門的なトレーニングを受けたカウンセラーや心理療法士といった専門家の介入、あるいは医師による診断と治療、またはその両方が不可欠となります。

Tags: 子ども, 目的論