正の注目によって気づけたこと

私、私の娘(小3)、娘の友達(小2)の3人で遊んでいた時、友達の習い事の開始時刻が迫っているのにまだ遊び続けていて、「このままでは友達が遅刻するでしょ!」と私がイライラした時のエピソードを取り上げて、自助グループでエピソード分析を行いました。

私「そろそろ時間です」
娘「はーい」
私「(遊び終わる様子がないので再度)時間です」
娘 (無視)
私「(まだ遊び続けていたので)我々が帰らないと、友達が習い事に行けない」
娘「(不満げに)はーい」

(友達と別れた後)
私「一回言ったらやめてもらえる?同じこと何回も言わされたくないねん」
娘「(不満げに)わかった」

このやりとりのうち、「我々が帰らないと、友達が習い事に行けない」に焦点を当てて、私が伝えたかった事、子どもに学んでほしかった事を考えたところ、私は「周りの人の都合や自分の予定を考えて、終わるべき時には終わらないといけない」ということを学んでほしかったのだとわかりました。
そしてそれを学んでもらうために、親としてどんなことができるか、アイデアを出し合ったところ、「今〇〇分だけど、あと何分で切り上げる?」と問うのが、一番しっくりくると思いました。
後日同じシチュエーションになったので、さっそく問うてみました。

私「今〇〇分だけど、あと何分で切り上げる?」
娘「(無視)」
私 (あれ、ロールプレイで試した流れと全然違う・・・)

この時、”遊びを終えるタイミングに、私が声をかける”ということを当然の前提としていたけれど、娘との間で何ら合意していなかったな、と気づきました。
そこで、前提を取り払って言葉をかけました。

私「おっと、お声がけは必要なかった? なら先に帰っとくね」
娘「待って、6時に教えて」
私「えぇっと、友達の習い事は何時に始まるんだっけ?」
娘「6時」
私「そっか。じゃあ何分前にお声がけすればいい?」
娘「3分前」
私「オッケー」

エピソード分析の中で、娘の良い点・適切な行動をたくさん挙げて頂きました。その中でも以下のような点が、私の心に残っていたのだと思います。

・元気に走り回っていたこと。元気なのは当たり前の事ではなく、それ自体がとても素敵な事なのだということ。
・遊ぶのが楽しくてギリギリの時刻になるまで遊んでしまったももの、約束の時間をまもらなきゃいけないこと自体は理解していたこと。

そのおかげで、娘が無視した際にも陰性感情を持たずに済みました。さらに「遊びを終えるタイミングには、私が声をかけるものだ」という、自分の無意識の前提に気づくことができたのだと思います。
適切な行動に正の注目を向けることで、陰性感情を持ちそうな状況でも冷静でいられるのだな、と実感できました。

姫路アドラーグループnascita 兵庫県 U.T