自己決定性・ライフスタイルについて

自己決定性・ライフスタイルについて

生まれ持った気質や才能、家庭環境といった初期条件は、ライフスタイルの形成に影響しないと本当に言えるのですか?

いいえ、影響は大きいと認められます。ただし、それらが人生を決定づけるのではなく、個人がそれらの条件(材料)にどのような「意味づけ」を行い、どう「用いるか」によってライフスタイルは形成されると考えます。...
自己決定性・ライフスタイルについて

精神疾患や発達障害を持つ人の困難も、本人が「そうあることを選んだ」結果だと解釈するのですか?

いいえ、疾患や障害そのものは基本的に生物学的要因によるもので、環境要因、社会的要因も関与します。それらを本人が選んだなどと解釈することはありません。それらの困難に対してはまず医療的対応を優先した上で、...
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努力しても報われない、社会構造的な不平等に直面した場合、それは個人の「勇気」の問題だけで解決できるのですか?

いいえ、そもそもアドラー心理学は、勇気だけで何もかも解決するとは考えておりません。また構造的不平等の解決は個人の気持ちの持ちようの問題ではなく、社会における多くの人々の様々な実際の貢献によってこそ可能...
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「人はいつでも変われる」と言いますが、長年染み付いた性格や習慣を変えることの難しさを軽視していませんか?

いいえ、ライフスタイルの全体的な変容は容易ではなく、大きな勇気と努力が必要です。「いつでも変われる」とはそのプロセスの容易さではなく、いつからでも開始できるという可能性を示すものです。アドラー心理学は...
自己決定性・ライフスタイルについて

無意識の領域や、自分ではコントロールできない衝動について、アドラー心理学はどのように説明するのですか?

フロイト的な「無意識」は主張しませんが、自覚されていない行動の目的やパターンなど、個人に意識されにくい側面があることを認めます。衝動は器質的要因でないかぎり、ライフスタイルと関連づけて理解しようとしま...