虚詞

 火曜日は大学病院、水曜日は特に予定なし、木曜日は妻が大学の聴講で外出し、金曜日は一日ボーッとすごし、昨日は草津まで買い物に行った。この一週間、なんとなく心が慌ただしくて、ここも書けなかった。

 いちおうチベット語の本を読んでいるのだが、チベット語の文法書と辞書をなくしてしまった。「なくして」と言っても、私が「いらない」と思って手放したのがいけないので、自然にこういう状態になったわけではない。ともあれ手元に文法書も辞書もないので、じゅうぶんに仕事ができない。そこで、とにかく辞書を手に入れなければと、昨日草津に出かけた。その結果『岩波日中辞典』というのを手に入れた。まあまあいけそうかな。

 帰宅して本棚を見ていると『中国語虚詞辞典』というのを見つけた。あらま。むかしに買って便利に使っていたのだが、何かのきっかけで見失ってしまい、捨てたものだと思っていたが、そうではなかったみたいだ。これは助かる。中国語は日本語と違って「実詞」と「虚詞」からできている。実詞というのは「体」すなわち「ものそのもの」をあらわすことばであり、虚詞というのは「用」すなわち「もののはたらき」をあらわすことばだ。と言ってもわかりにくいね。ま、とにかく単語に2種類の大きな区別がある。その虚詞の方がわかりにくい。

 今日からは中国語の翻訳をはじめよう。たぶんスラスラ進むだろう。