こんな日のために学んできた?

高3の娘Rの共通テストが終わりました。昔でいうところのセンター試験です。当日もまずい…と言って帰ってきましたが、自己採点の結果は、予想以上にダメだったみたいで、二次試験は満点を狙う勢いで臨まないと厳しい状況とのこと。

これまでの成績を考えたら、多分大丈夫だろうと思っていた志望校なので、それを聞いた瞬間、私は自分がどよーーーん🌀と暗い気持ちになってしまい、まともに話を聴くことはできず、「そっか…」とだけ言って、その日は終わりにしました。勇気づけはできなかったけど、自分の陰性感情をぶつけて勇気をくじくことはしないで済んだと思います。【パセージやパセージプラスをしてきてよかったと思った瞬間①】とりあえずストップできた👍

そして、自分の陰性感情を観察しました。私が落ち込んだり動揺してどうする‼本人はもっと後悔やら反省やら、陰性感情でいっぱいなはず。こういうときこそ、勇気づけ‼️

翌朝、思いのほか、いつもと変わらぬ様子で起きてきたR。「あれ、思ったよりどんよりしてないね(笑)」と言うと、「うん、終わったことでくよくよしても仕方ないからね」と笑う。おぉ、アドレリアンキッズすごい✨と思いました。

ところが、学校から帰ってきたRは「楽天的すぎた…」と暗~い顔で話し始め、「応援してくれたみんなに申し訳なくて…」と涙がぽろぽろ。学校で一日いろいろ考えたのでしょう。後悔、反省、この先の不安、迷い…、いろいろな感情にまみれていました🌀

私にできるのは、話を聴くことくらい。勇気づけの第一歩は話を聴くこと☘️これ本当なんだなーと思いながら、あふれる思い、つらつらと出てくる考えを話してもらうことができました👍【パセージしてきてよかったと思った瞬間②】

後悔や反省を語るRの話を聴きながら、見えてきたのは、Rのがんばり・努力・やさしさ・思いやり・思慮深さ・でも、至らぬ可愛らしさや愛嬌・人間らしさ(?)など💕どんなときにも、いいところや適切さを探すことがあたりまえにできるようになっている私😆【パセージをしてきてよかったと思った瞬間③】

あぁ、この子は大丈夫だと思えました☘️たとえ第一志望には受からなかったとしても、この子自身、この子の人生そのものはまったく大丈夫✨だと思いました。

思う結果が出せず、反省・後悔してしまうようなこの事態は、結果としては残念だし、今この状況は苦しいと思う🌀だけど、こんな苦しい経験ができたことも、人生においては、きっと良い体験になる✨落ち込む気持ち、くよくよ後悔してしまうような気持ちを分かってあげられる人になるし、この先の人生の糧にもしていけるだろう✨

「よかったね‼️」と思い、そのまま伝えると、泣き顔がほころび「…うん。でも、やっぱり今は辛いけどね!」と笑いながら答えた後、間もなくして泣き止み、「勉強してくる!それしかない!」と気持ちを切り替え、2階へあがっていきました。

よくない状況の中にも、「よかった側面」を探すことができるようになっている私。こんな心持ちで話を聴くうちに、Rは自分の考えが整理され、今すべきことの答えが見つかった様子。【パセージをやってきてよかったと思った瞬間④】

この日は、夕飯でおりてきたときにも、もう一発、今度はもっとガッツリ話を聴いて、一緒に考える場面もありました。また、後日、さらにショッキングな「今年はボーダーがだいぶあがってしまったから、志望校を変えた方がいいのではないか」という話もあり、再び深刻な顔で悩む場面もありました🌀

でも、どんなときでも、私がすべきことは同じ。すべてパセージやパセージプラスで学んできたこと‼️【パセージやパセージプラスをやってきてよかったと思った瞬間⑤】

現在Rは、第一志望校の推薦入試の結果を待ちつつ、先生方が探してくださった「こんなにいい学校があったんだ!?」と思える遠方の大学の二次試験に向けて準備しています。どちらになってもうれしい💕最高~✨と言いながら。

やりたいことや目指したい道がはっきりあって、それを伝えることができていたからこその、先生方からのご提案、お導き✨何もかもに感謝です✨

「自立」と「社会を調和」して暮らせる方向に向かって確実に歩んでいるR。私1人で育てているわけではないなぁ、とも思えた一連のできごとでした。

(みえアドラーグループ「結」三重 H.F)