7月1日

 07:00起床。09:00にドルズィン・リンポチェの「聖如意輪ターラー菩薩の長寿修法 マンダラ不死の精髄」という法話がはじまった。昨日までのテキストと違って、たいへん「手慣れた」テキストだ。前半は「自己生起」で行者自身がターラー菩薩に変身し、後半は「他生起」で観察対象が白ターラー菩薩に変身をした。密教らしいまことにめでたい生起法であった。

 午後は全員がターラー菩薩の灌頂をいただいた。それから受戒会があって、はじめて仏教徒になる人が灌頂を受けた。原始仏教以来の儀式で、一生で1回だけ受けることができる。私は7年前だかにガルチェン・リンポチェに戒律をいただいたので、もう受けられない。それでいいのだ。

 18:30から19:30は夕食で、19:30からドルズィン・リンポチェの質疑応答があった。相変わらず散漫な質問であった。まあ、ガルチェン協会の常連さんが質問されることはなくて、初めての方がほとんどだったから、しかたがないのかな。