Jalshaのブログ 無情説法について ここ数日は寒い日だ。瞑想を学んでいると、瞑想中には心は明るくなるのだが、瞑想から出ると世界はそんなに明るくない。こういうものなんだと思い込んでいる。いつか、瞑想の境地が広がって、そんなに無理に瞑想に入らなくても、心全体が瞑想状態のままでい... 2019.12.06 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ アドラー心理学と「物語」 この記事も古い記事の再編だ。 なにしろ、保守系も革新系(このごろはリベラル系と自称している。国家解体主義者のくせに「保守系」だと言っているバカもいる。さすがポストモダンだ)も、どちらも西洋近代思想、すなわち競合的なパラダイムに乗っかってい... 2019.12.04 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 6.科学の周辺 魔法というのは、1)相手の自由意思を完全に尊重するふりをして、2)「開いた質問」あるいは複数の「閉じた質問」で系統的に問いかけて、3)次第に相手をこちらの思う方に誘導していく、という対話技術だと思っているのだが、古代人はまったく同じ技術を... 2019.12.01 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 5.「イエスの方舟」と「オウム真理教」 国などの大きなコミュニティが人々にかけている魔法は、人々を不幸な状態にとどめておくことを目的にしているのだと書いたが、それだったらどんな国家制度でも別にかまわないじゃないかと考える人もおられるかもしれない。そんなことはないので、近代国家の... 2019.11.30 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 4.魔法の維持 天皇はある種の魔法でもって生み出される。しかし、魔法の効果が出て天皇が生まれたとしても、その効果を持続させるためには、維持のための操作をしなければならない。そうしないと、魔法はだんだん醒めていく。いままでの経験では、どんなに強烈な魔法をか... 2019.11.29 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 3.ベイトソンの魔法 戦後の占領軍の魔法が垢抜けているのは当然で、大魔法使いグレゴリー・ベイトソンの弟子たちが深くかかわっていたからだ。ベイトソン自身も、戦争中は OSS (Office of Strategic Services) という諜報組織に雇用されて... 2019.11.28 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 2.選択肢から 昨日は神道の話をしたが、今日からは仏教の話もまぜてゆく。 日本の魔法の根本にあるのは弘法大師の教え、なかんずく『即身成仏義』なのだと思う。それが現代でも日本人の文体の根柢になっていて、われわれの「現代思想」の背景になっている。「嘘でしょ」... 2019.11.27 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 神道の話 なんとなく『神道』の話をする。そこからだんだんと宗教、あるいは心理学、の話に進んで行くと思う。ちなみに、元原稿があって、『野田俊作の補正項』2014/20/12 あたりだ。ただし、かなり手が入っている。1.神道の分類 漠然と「神道」と呼ば... 2019.11.26 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 正統思想 香港はどんどん状態が悪くなるが、しかし私がここでなにか書いてもどうなるものでもない。それよりも、どうにかなるかもしれない話題に方針を変える。 安倍総理大臣の政策は基本的には賛成だ。(「基本的には」というのは、そうでないこともあるということ... 2019.11.25 Jalshaのブログ
Jalshaのブログ 香港(4) 香港情勢は悪化の一途だ。もう観光であっても香港へ行ってはいけないんだそうだ。つまりわれわれは香港の手助けもできないし、足引っ張りもできないという感じだ。香港は、ある種の「魔界」になってしまった。そこではそれなりの理屈が通っているのだろうけ... 2019.11.24 Jalshaのブログ