自己受容が難しい人にとって、アドラー心理学の教えは厳しすぎませんか?

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自己受容は確かに厳しさを伴いますが、しかし自己受容を避けると達成不可能な目標を追い求めてしまったり何もかも自分で抱え込んだりなど、さらに厳しい道が待ち受けています。

自分の「できていない」面を認めることは、確かに大きなハードルに感じられるかもしれません。しかし、そのハードルを避けて通ろうとすると、さらに厳しい道が待ち受けているのです。完全であるはずのない現実の自分を受け入れなければ、自分の能力の実際を見誤り、とうてい達成不可能な目標を追い求めてしまうかもしれません。また、自分の得意な面と不得意な面を正しく理解していなければ、困難な課題に皆で協力して対処しなければならない場面で、自分からどのような協力ができるのか、あるいは自分に関してどのような配慮をお願いすればよいのかが分かりません。それでは適切な課題分担ができず、結果として、お互いが何もかも自分で抱え込んで苦労することになります。

ちなみに自己受容の困難さの克服には、多くの場合、アドラー心理学でのカウンセリングやグループワークによる支援が有効です。ただし、その困難さがうつ病や不安障害などの精神疾患に根ざしてい場合は、医療機関への相談が必要となります。

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