Too Much Informations.

 朝は6時に起きる。6時から6時半までは、朝の恒例で、瞑想をすることにしている。それから7時すぎまでインターネット・テレビを見る。午前7時20分から朝食にするのでテレビは見ない。食事が終わって、午後8時から10時まではテレビの続きを見る。6時代と7時代は見る番組を決めていなかったが、8時から10時まではニュース放送を見ている。土日を除いて毎日放送があった。ところが、放送局側に考えがあって、今週と来週は午後8時から10時に時間が変った。たぶんアクセス数を増やすためだと思う。私は8時半には寝るので、昨日の初回放送は見なかった、かわりに、今朝その録音版を見た。

 1日目の観想は、「朝でも夜でも変らないな」という一点だった。どちらも「辛口」ないし「苦口」だ。なにしろ地上波ではないので言い放題だ。自由民主党よりずっと右寄りのアイデアで作られているので、政府要人の半分くらいは反感を持つだろう。そこがインターネット放送の持ち味で、多くの視聴者は「右寄り」過ぎることを知って見ている。

 世界の(すくなくとも日本の)歴史的な文脈は変わりつつある。戦後70年あまり、日本は積極的にはなにもしないで、諸外国が作りだす情勢に乗っかって暮らしておれば、それでよかった。そうでなくなり始めたのは2000年代からだと思う。それから20年近く経った現在では、世界の風景はすっかり変っている。いままでと同じやり方で無事にやり過ごせるとはとても思えない。じゃあ、「新しいやり方」とは何なのか? 私は私なりにいくらか言い分があるが、すべての問題を理解しているわけでもないし、すべての問題の解決策をもっているわけでもない。ただ、ある方向の回答には出口がないということを知っているだけだ。

 それはどんな方向なのか。さしあたっては、1)共産主義やその流れの上にある社会主義に反対し、2)「場当たり」の資本主義ないし帝国主義にも反対し、3)それらの中間にほの見える「理性重視」のやり方に肩入れをして、4)できればそこに「スピリチュアル」な要素をつけ加えたものだ。第4点がもうひとつ中身がはっきりしないが、それはやっていくうちにだんだんわかってくるのだろうと思っている。西洋の歴史を見ていると、スピリチュアリズムから抜け出すのは1600年頃のことだと思うので、もう一度スピリチュアリズムに沈むには数百年の時間が必要なのかもしれない。そうやってあたらしい暮らし方が始まるのを私は見ることができないだろうが、希望はある。