2019-10

Jalshaのブログ

大学病院

 3ヶ月ぶりに大学病院の脳外科にかかってきた。お客はそう多くなかったが、それでも時間がかかって、朝に始まって、終わったら昼休みに入っていた。実質の時間は9時45分から12時15分くらいかな。途中で昼食を食べたりもしているので、比較的のんびり...
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協力的ライフスタイル(6)

 クライエントが本気で神経症的であっても、アドラー心理学の目から見るとたいしたことはない。というか、そもそもクライエントは最初から「飛んで」いない。そこでカウンセラーは、なんらかの方法で「飛んだ」視野から問題を定義しなおす。クライエントがそ...
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協力的ライフスタイル(5)

 カウンセラーとクライエントの間に競合性ができると、クライエントがカウンセラーに反抗して、かえって健康でない状態に陥ってしまうという話をした。もしカウンセラーが未熟だと、カウンセラーもクライエントに反抗して健康でない状態に陥ってしまう。そう...
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協力的ライフスタイル(4)

 クライエント役の人とカウンセラー役の人の対話でカウンセリングは動いていく。話が出た最初は目標が合わないが、細かく打ち合わせていると、次第に合ってくる。目標の一致は自然におこるものなのか、両者の(主としてカウンセラーの)恣意によるものなのか...
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協力的ライフスタイル(3)

 2つ以上のマイナスの早期回想と1つのプラスの早期回想をもらうと、その人のライフスタイルを探しあてるのはそう難しくないという話をした。もっとも、最初に3つの回想をもらって、「では」と言っていきなりあてられるとは限らない。とくにアドラー心理学...
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協力的ライフスタイル(2)

 昨日は1つだけの早期回想を用いてライフスタイルを考える場合について書いた。しかし、実際のライフスタイル分析では複数の早期回想を使って診断する。なぜかというと、もしライフスタイルが存在するなら、そこからすべての早期回想が出てくるわけで、診断...
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協力的ライフスタイル

 日本アドラー心理学会の総会は終わった。3日間、「澄んだ」話もあれば「濁った」話もあった。もっとも「濁って」いるからといって、会員の反発を買ったわけでもない。というか、会員は私と同じ基準で演題を「澄んでいる」だの「濁っている」だの区別してな...
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ゆるんではいけない?

 昨日はアドラー心理学の後輩二人がやってきて、学会の打ち合わせをした。私自身は学会発表はしないので、彼女ら(二人とも女性だ)プラス妻の三人分の発表の下準備を見物するのが仕事だ。みなさんしっかり仕上がっていて問題ないように見えるが、よく聞くと...
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親戚

 午後に従妹(父の妹の娘)とその娘が来た。特別の用事というわけではなくて、まあ「時候の挨拶」みたいなものだ。いや、そうでもないな。彼女は高校生のころに膝蓋骨を痛めた。それを誤魔化して暮らしてきたのだが、最近調子が悪くて、一月ほど前に手術をし...
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ああやれやれ

 しばらくここのアプデートをサボっていた。体調が悪かったわけではなくて、かえって良すぎたためだ。先週のある日、妻が「チベット語のプリントを作ってくれない」と言ってきた。中を見ると、80ページだかの量があって、既読の文章も多いが未読の文章もた...