失敗したときこそ勇気づけ♪

自分の失敗体験から、子どもの気持ちが体感できた!というメンバーさんのお話です。
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その日は、自宅から車で20分ぐらいのところにあるアドラー畑(パセージを学ぶファミリーでパセージを実践しながら自然農法の畑をやっています♪)で、親子何組かと畑作業をしていました。畑作業の後、車に荷物を積み込むために車を移動させようと思ったら、車のスマートキーがなっ…ない…^^;

いつもは鞄に車のスマートキーを入れたまま、鞄を持ち歩くのだけれど、この日はなぜか車のカギだけ出して、上着のポケットに入れた…のがアカンかった…^^;

畑を掘り起こしたり、友人家族にも一緒に探してもらうが見つからず…。

たまに、携帯や家の鍵が行方不明になることがあり、その度、夫に「大事な物はちゃんとしまっとけよー!」と言われるので、今回も「ヤバい!怒られる…」と思いながら、恐る恐る電話。事情を話して、家からスペアキーを届けてもらうことに。

「ちゃんと鞄に入れて置けばこんなことにならなかったのに…」という後悔、「夫に怒られるかも…」という恐れ、「見つからんかったらどうしよう…」という不安、いろいろな感情と戦いながらなんとかスペアキーで自宅に帰宅。帰宅後すぐに、夫や子ども達に「ごめんねー。ご迷惑をかけてすみませんでした」と謝りました。

すると夫が、「今度からカギをなくさないためにどうするといいんやろねー!?」と茶化したように聞いてきました。

私は、バカにされた気がして陰性感情−100点ぐらいで、「私は、子どもじゃないから、これからどうしたらいいかぐらいわかってる!!!カギをなくして、迷惑かけて、めっちゃ落ち込んでて、申し訳ない気持ちで謝ってる人にそんなこと言う!?信じらんない!!」と言い放ち、頭を冷やすために買い物と称してプチ家出…。


パセージテキスト29Lに「目安として10歳以上の子どもに〝どういうことがわかりましたか〟と結末について整理させたりすると、ほとんどの場合は反発されます」と書いてあります。

カギをなくして勇気くじきしているところに、追い討ちをかけるような勇気くじきの言葉をかけられて、私は反省するより、反発が生まれました。悲しさと怒りで、スペアキーを持って来てくれた夫への感謝の気持ちも吹っ飛んでしまった…!

自分の失敗体験から、勇気をくじかれた状態ってこういうことなのかぁ…、子どもっていつも私の対応からこんな風に感じているんだなぁと体感できた出来事でした。


パセージでは、12Lで「失敗した場合にも勇気づけよう」、27Lでは「失敗は勇気づけのチャンス」を学びます。失敗という体験から学ぶことは、大人になってもたくさんある。

・失敗は成功のもと!!!

・相手のよい意図や努力をみつけだそう♪

これからは、失敗をチャンスと思い「いい体験ができてよかった」と思える関わりをしていこう強く思いました。^^


ちなみに。カギは翌日、無事に見つかりましたm(_ _)m

関心を寄せてくれたみなさま、翌日も探そうとしてくれた仲間たちの存在が有難かったです。ありがとうございました!!

(みえアドラーグループ「結」三重 H.F)