ウィルス感染症とはまだ戦争中なんだが、迷うのは、真っ盛りにいるのか、それともピークは過ぎたあたりかにいるのかだ。さまざまの作戦家の予測を見ていると、最盛期は過ぎたようだが、そうはいうもののもう一度悪化しないとも言えない。もうしばらく注意状態で暮らすしかない。
日課はほぼ決まっている。朝は6時ごろ起きる。7時半に朝食があるが、それまでにインターネットの整理をする。8時から、日によってはインターネットのニュースサイトを見るし、日によっては(ニュースサイトが面白くない日とか、存在しない日だが)仏教のお勤めをする。仏教といってもチベット仏教で、いま現在は『観音菩薩成就法』をやっている。ニュースサイトを見る日も、そのあとでチベット仏教のお勤めはする。1時間くらいかかるので、終わるのが9時あるいは10時になる。その次は『歌曲集』を歌っている。これは昭和前半期を中心とする文部省歌謡を中心に私がまとめた歌だ。これも1時間ほどかかる。それでお昼前になることが多い。12時から約30分間、チベット仏教の経典を4行、繰り返しお唱えしている。これはシンガポールのドルズィン・リンポチェの指導でおこなう。もっとも、リンポチェは録画で、だから毎日働いておられるわけではない。それから昼食をいただいて、午後は昼寝することが多い。1時間ほど眠ってから、ニュース番組を見たり特集番組を見たりして、いつの間にか夕方になる。夕食も自宅でいただくことが多い。つまり1日の3食をすべて自宅の食事で補っている。夕食を食べると宵寝することが多い。こうして8時半ごろに1日が終わる。だいたいこんな一日だ。
同じような日課を退屈しないで続けているが、いつまでもこうしているんだろうかね。なにはともあれ『業(ごう)』といういものを習い覚えている。特に瞑想は、毎日ほぼ同じ状態に達する。それはマントラ(呪文)を繰り返し唱えるからだ。いまは om mani padme phun という呪文を800回お唱えするが、これだけの数をお唱えすると、とくに後半は同じイメージに導かれる。「イメージに導かれる」といっても、その中に解決像が書かれているわけではないのだが、とにかく同じイメージを体験する。私は変らずに帰ってくる。毎日同じようなイメージへ行って同じような感想を持って帰ってくる。「同じような感想」ったって、解決イメージが描かれているわけではない。ともあれ毎日同じような印象をもらうわけだ。その中に解決があるのか、あるいはないのか、私にはわからないが、ふらふらと考えているよりはよほどいいことを思いついているのではあるまいかと思っている。かと言って一発解決策には一向にたどりつかない。ま、現在はそんな状態だ。